基礎知識の充実と連想暗記
金融基礎体力を付ける
金融分野は何かと取っ付きにくい印象があります。そう思ってしまう理由は
「金融のことを何も知らない」からです。当たり前のことだと思うかもしれま
せんが、基本としてまずこの思考にたどり着くことが先決で、自分の足元を
見つめなおすことが大事なのです。
※「あー、わからん!」と思ったときは、初心に帰るのがベストです。
基礎的な金融の仕組みを理解して初めて金融商品の理解に入れるわけです
から、ここは外せません。フローとしては、まず経済の動きと金融がどういう
感じで関係して、市場にどういった影響を与えるのか、となります。
そこで出てくるのが「GDP」だったり、「三面等価の原則」です。ここをまず
根元からガッチリ抑える必要があるので、この分野の問題をサクッと解いて
みて、間違ったり気になった内容を頭の中に書きとめた状態でテキストに
移り、再確認。さらにその内容を声に出して復唱したり、もしくは頭の中で
「国内総支出は民間投資・消費・・・・で、割合が6割・・・。」
と用語を構成する要素をボヤいてみてもOKです。わからなくなったらテキストに
戻って確認し、また繰り返すと自然と知識に変わってくるはずです。少しチカラ技
のような印象がありますが、基礎の基礎は一番大事なのでこれくらいはやって
おきましょう。
景気の判断要素は連想して覚える
景気の判断要素して、「指数」というものが存在しておりますが、まずはどこが
その「指数」を発表しているのかを抑えておく必要があります。これを連想して
やや強引に覚えてみましょう。(強引でも覚えれば勝ちなのです)
景気動向指数
「景気対策に関連する政策は内閣が策定する。よって内閣府による発表。」
(あくまで覚え方なので、実質的な意味は無視して大きな枠で捉えて下さい)
さらにその中で三つの指数があります。「ちょっとカンベンしてよ・・・」と思う
かもしれませんが、ちょっと踏ん張って下さい^^;
なお、指数は選択肢として問題に出されることが多いので、指数には
どのような項目があるか、または逆にこの項目はどの指数に当てはまるか
というのを抑えておきましょう。これも感覚で覚えちゃいます。
例えば景気先行指数とは、文字通り、「今後景気はどうなるか」というのを示す
もので、予測に使われる指数です。有名なのはTOPIX等ですが、わかりやすいのが
「実質機械受注」ですね。
ざっくり説明すると、設備投資がどれくらい行われているかを表す指数で、やや
先の企業活動の規模を表す数字ともいえることから、予測に使われる、つまり
景気先行指数と取れます。
(あくまで覚え方なので、この程度の理解に留めます。)
こういう感じで、一致指数・遅行指数も覚えていきます。項目を丸暗記するので
はなく、どういうものなのかをサラリと覚えておけば、選択問題で苦しむことは
ないでしょう。(点を稼げるポイントともいえます)
さらに、プラスの指数が三ヶ月連続して50%を上回れば景気拡大期、下回れば
景気収縮期というのも忘れてはならないポイントですが、「三ヶ月」「50%」
というキーワードを覚えておけば、試験では困らないでしょう。
企業短期経済観測調査(日銀短観)
文字通り日銀が行う調査・・・というところを抑え、「業況判断DI」はどんなものを
示す値なのかをサラッと抑えておくだけでよいと思われます。
物価指数
この中に消費者物価指数と企業物価指数があるのですが、なかなか連想して
覚えれない項目です。なので、ここは少し意識的に覚える必要がありますが、
そこまで躍起になる必要もないかと思うので、試験直前の机の上でチェック
してみてもOKです。(もしくは試験一週間前とかでもOK)
マネーサプライとマネタリーベース
実は僕、この項目スンゴイ苦手・・・というか、覚え忘れていた項目なのです。
なので、試験直前に付け焼刃で覚えた方法を紹介してみます。
「M1」「M2」「M2+CD」
まずこの項目があるというところを押さえ、
「現金通貨」「預金通貨」「準通貨」「CD」
というのを、必ず順番で覚え、「現金」「預金」「準」「CD」という感じで
発声してみます。
で、「M2+CD」=「現金」「預金」「準」「CD」 となるのを流れで覚えて
おくことで、「M1」「M2」の内訳がカンタンに覚えられます。
(一項目ずつ右から順番に減らせばいいだけなので)
あとは、左から順番に流動性が低い、と覚えておき、マネーサプライは
「市中に流通するお金の量」(銀行は含まない)と覚えておけば、回答する
レベルでは困らないはずです。(説明しろと言われればスンゴイ困りますが)
一方、マネタリーベースは、「日銀が供給する通貨」というのがポイントで
例えば、日銀から通貨を多く供給されると、市場に流通する通貨も理屈で
言えば増えるわけですから、「マネタリーベースが増加すると、マネーサプライ
も増加する」と言えます。これを覚えておくのみでOKでしょう。
余裕があれば、各項目ごとに掘り下げて理解いただいても全く問題はない
ですが、最終的に7割を取るため、「説明できるポイント」ではなく
「回答できるポイント」を増やすことにまず着手してくださいね。
この記事のトラックバックURL
