問題集攻略法
知識量を問われる「○×」
FPの問題はほとんどが○×や語群選択で、論ずるということがありません。
しかし、「なんだ○×か。」とナメてはいけません。確かに一見カンタンに見え
ますが、○か×しか選択肢がないということは、答えは一つしかないという
ことです。
つまり、論文なら部分点を狙えますが、○×は間違えるとその時点でアウト。
正解するにはそれ相応の知識量が必要で、ある意味では論文より厳しい仕組み
になっているのです。
テキストより問題集を重視する
講義を受けた後、いざ自主勉強を始める時にはまず問題集から手を付けます。
「えっ?テキストからじゃないの?」と思われるかもしれませんが、テキストは後
回しです。まず問題を解いてください。
何故かと言いますと、問題集はテキストの重要ポイントを集めたものだからです。
問題に出されるポイントは、テキストでも重要ポイントとして挙げられています。
つまり、問題集を先にやることによって、重要ポイントの復習が短時間でできる
のです。もちろん、最初から全部正解しなくてもよいです。まずは、やってみる事
から始めましょう。
「○×」で答えてはいけない
いざ問題集を解き始めると、「ここは・・・×!」「えーっと・・・これは○や!!」
そして解答を見て「よし!あってる!」「うわ、間違えた・・・」といった感じで進行
していきますが、少しその手を止めてください。その過程はどんなものでしょうか?
解く前に、「なぜ○なのか、×なのか」を考えていますか?これをやっている
のとやらないのでは差が出てしまいます。自分なりに解答の根拠を挙げて問題
を解くと、それが間違っていたなら修正、正しければ再確認する事ができます。
直感的に解いていると、そういう作業には入れないのです。
では例を挙げます。
・問題
譲渡所得の総合短期は、その金額に二分の一したものを他の所得とあわせ、
総所得金額とする。○か×か。
・思考
二分の一にするのは総合長期。ゆえに答えは「×」
・解答
「×」 総合短期はその総額を他の所得とあわせ、総所得金額とする。
なお、特別控除の50万円は、短期→長期の順に控除する。
と、このような感じです。根拠が正しければ、理解も深まります。さらに、次回の
解答時には特別控除の分も答えれるようにしておきます。そうすると、知識に関連
性が出てきますので、覚えも早くなるのです。問題を解くときには、「これは~で、
・・・だから○(もしくは×)だな」と考えるクセをつけておきましょう。
問題集にマークをしない
僕が絶対やらなかったのが、問題集にマーカーなどで線を引くことです。スクール
によっては「マークして下さい」と指示がある可能性がありますが、ここだけは逆らっ
て下さい(笑)
その理由はお察しの方もいらっしゃると思いますが、自分自身にヒントを与えてし
まうからです。おそらくマークするポイントは、問題を解く時のキーとなるところだと
推定されますが、そこにマークをするとほとんど答えを書いているのと同じなのです。
そうなると「問題を解くためのキーポイントを探す思考」が働かなくなります。これ
は試験問題を解くに当たって大きな損失になり、さらに問題集を繰り返す意味も
なくなってしまいます。
問題を解く時のポイントは、その問題の正誤を示す文章を見つけることです。これ
を見つけるために問題集を繰り返し解答するのに、そこに答えとおぼしきマークが
あっては勉強の大きな妨げとなってしまいます。注意して下さいね。
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